カルマの法則とは?スピリチュアルな意味は?

スピリチュアル

スピリチュアル界隈だけでなくビジネスの場でもよく聞くようになったカルマの法則とは

どのようなものなのでしょうか?

カルマの法則は本当にあるのでしょうか?

カルマのわかりやすい意味やスピリチュアルな意味についても詳しく見ていきたいと思います。

カルマの法則とは?

カルマの法則とは、成したことが返ってくるという普遍的な原理のことです。

良い行いをすれば良い報いが、悪い行いをすれば悪い報いが、自分に返ってくるということですね。

カルマという言葉は、古代インドのサンスクリット語でウパニシャッドの文献にも見ることが

出来ます。

その後、お釈迦様もカルマの法則を語っていて、仏教が中国に渡ると「業」に翻訳されたようです。

仏典の一つであるダンマパダには

みずから悪をなすならば、みずから汚れ、みずから悪をなさないならば、みずから浄まる。
浄いのも浄くないのも、各自のことがらである。

ダンマパダ165

という記載を見ることが出来ます。

カルマの法則には、身・口・意の3業あります。

行動・発する言葉・思いの3つで、思いの業が一番重いカルマだと言われています。

どんなに良い行動や話している言葉が立派でも悪い心で行ったならカルマの法則から悪い結果に

つながることもあるということなんですよね。

「自業自得」「因果応報」という言葉が使われているようにカルマの法則は、私達が日常的に

使っている考え方でもありますよね。

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カルマと輪廻

カルマと輪廻についてです。

カルマは、輪廻転生と共に語られるのが通常です。

輪廻とは、古代インドのサンスクリット語サンサーラが語源です。

カルマと同様ウパニシャッドの頃から輪廻の思想が見られ、ヒンドゥー教、仏教へと

受け継がれていきます。

輪廻とは、魂が死と再生を繰り返すという思想で人間が肉体的な死を迎えた後も転生すると

考えられています。

カルマは、魂に影響を与え次の転生を決定します。

仏教においては、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天界の六道輪廻が説かれていて

カルマによっていずれかに転生すると言われています。

死と再生については、「チベット死者の書」に細かく書かれているのでとても興味深いです。

チベット死者の書とは、チベット語でバルドトドゥルと言うチベット仏教の教典です。

バルドトドゥルとは、チベット語で中有の状態で解脱するという意味です。

わかりやすくチベット死者の書という名前にしたのでしょうね。

チベット死者の書は、「もののけ姫」を制作中だった

宮崎駿監督が、くりかえし見て、影響を受けたと言われています。

チベット死者の書は、書籍もDVDもたくさん出ていますが私がオススメするのは、NHKスペシャル

チベット死者の書(DVD)です。

チベット仏教の知識がなくてもわかりやすく、ジブリ学術ライブラリーにも入っていますよ。

私は、20年くらい前に購入しましたが、大切に手元においてあります。

チベット死者の書を読んでもののけ姫を見ると新しい発見があるかもしれませんね。

カルマのスピリチュアルな意味

カルマは、現在の身の行い、言葉、思いが未来に受け取る結果を決定します。

現在、もし好ましくない状況が起きた場合は、過去のカルマによる物だと悲観するのではなく、

未来においてどのようなカルマを積み上げるのかが大事なことかと思います。

また、カルマは、単純な因果関係だけでなく複雑に絡み合っていますので、思いやりの気持ちを深め

良い行いや優しい言葉を使っていくことがいいのかなと思います。

善行が必ずしも現在の人生で良い結果をもたらすわけでなく何生か先に結果が出ることもあると

チベット仏教では、言われます。

逆もあり、悪行がすぐに悪い結果をもたらすわけでなく何生か先に結果が出ることもあるわけです。

ですので、身・口・意の3業で良いカルマを積むように心がけるのがおすすめな生き方だと

されています。

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カルマの法則とは?スピリチュアルな意味は?まとめ

カルマの法則とは?スピリチュアルな意味は?まとめです。

お釈迦様の時代よりもはるか昔からあるカルマの法則は、多くの人達に信じられてきました。

カルマの法則を信じるか信じないかは、個人の信念に寄るところだと思いますが、

良いカルマを積むように努力することは、自分自身の成長や発展を促進することができるのでは

ないでしょうか。

理解を深めていくために瞑想もおすすめです↓

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